ずっと運転していたり、荷物の積み下ろしなどで体力的にもキツそうなイメージのあるトラックドライバーの仕事ですが、実は福利厚生を充実させている会社も多い業界です。
ここでは、トラック運転手の福利厚生について紹介していきます。
「福利厚生」と「手当」という言葉を聞いたことはあるけれど、どのような違いがあるのかわからないという方も多いのではないでしょうか。一番大きな違いは、福利厚生は従業員に平等に支給されるもの、手当は条件に該当する人だけに支給されるものという点です。
例えば、社会保険の加入は従業員全員ですが、残業手当は残業した人だけが該当するというような違いです。
福利厚生には「法定福利厚生」と「法定外福利厚生」の2種類があります。法定福利厚生は、法律で義務化されており、健康保険や雇用保険、労災保険などがこれにあたります。法定外福利厚生は、会社が独自に決めた福利厚生のことで、家賃補助や食事補助、社内旅行など、この会社で働きたいと思うような待遇が目立ちます。
人材を確保するため、会社独自の福利厚生は種類も多いので、会社選びの際にはじっくり選んでください。
ほかの業種に比べて、運送業界が力を入れている福利厚生に寮と社宅があります。安価で利用できるのはもちろん、入居費用が0円という会社もあり、生活していく上でお金のかかる家賃を低額で済むようにするなど、長く働けるような仕組みづくりを整備しています。
あるトラックドライバーを募集している会社の求人票によれば、地方から上京するための転居費用を「全額」負担してくれるという待遇もあるようです。このことからもわかるように、転居費用を負担してくれる会社が数多くあるのも、福利厚生が充実しているトラックドライバーという仕事だからこそ。
さらに「引越し手当」などの名目で一時金を出してくれる会社もあるようです。
ここでは、トラックドライバーの福利厚生について紹介してきました。その手厚さに驚いた方も少なくないのではないでしょうか。また、給与の額面のみならず、福利厚生や手当に注目することがいかに重要か、ということにも、お気づきいただけたのであれば幸いです。そのうえで、どのような採用条件の会社で働くのかを考えることが大切です。
※2023年2月1日時点のGoogleで「トラックドライバー 三重郡、桑名市、鈴鹿市、四日市市、弥富市」と検索して出てきた三重県に物流拠点を持つ運送会社の中から、以下の条件で3社を選定。
※2023年2月1日時点公式HPより(県内⾷品取扱量No,1)
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